皆さんこんにちは。副院長の逸見です。
3月に突入したのに、春を感じるところか、数年に一度の猛吹雪になっております。
こんな時はお出かけなどせずに、お家にこもれるなら籠った方が良いですね。
雪による被害が最小限になりますよう祈っております。
さて、今回は
”仕上げ磨きはいつまでするのがいいのか?”
というテーマでお話を。
子供の歯が生えてから、保護者の方々には
”仕上げ磨きをする”
というミッションが与えらます。
このミッションなかなかの大変さがあります。
まず、
最初から上手に歯磨きをさせてくれる子供(赤ちゃん)はいない、と言う事。
→だいたい毎回ギャン泣きです。(我が子たちもそうでした←歯医者の子供でも関係ないのです)
その後
自分でやる!というイヤイヤ期。
→歯ブラシをなかなか渡してくれません。
そして
幼稚園から小学校低学年まではスムーズに仕上げ磨きできるようになっても、
高学年にさしかかると、
仕上げ磨きされるの、面倒だし、恥ずかしいんですけど。というプチ反抗期。
→もはや、ごろんと寝かせるのも一苦労(^^;)
でも、ここで諦めてはいけません。
子供の歯が全て大人の歯に生え変わるまでは、どんなに大人びていても子供です。
歯磨きも上手にできる子は少ないです。(我が子もしかりです)
永久歯に生え変わっても、最初は
”幼若永久歯”
といって永久歯の赤ちゃんの状態です。
この時期はとても虫歯になりやすく、しかも虫歯が進行しやすい時期です。
なので、永久歯がきちんと生えそろうようになる頃までは仕上げ磨きをするのがいいと思います。
目安は小学校に通ってる間
中学生あたりになるともはやプチ反抗期どころか反抗期突入すると思われます。
その頃にはもう仕上げ磨きする事は不可能になるでしょう。
親子のコミュニケーションの一環として、
仕上げ磨き
小学校いっぱいは頑張ってみませんか?
ちなみに、
仕上げ磨きがもはや難しくなっている高学年のお子さんには当クリニックで歯磨き指導もしております。
お気軽に相談して下さい。