🌧️梅雨時の口臭対策!ジメジメ季節にスッキリ息を保つコツ

こんにちは♪歯科衛生士の酒元です。
6月に入り、雨の日が増えてきましたね。
湿気の多いこの季節、実は「お口のにおい」が気になるという声をよく耳にします。
今回は、ジメジメした季節でもスッキリとした息を保つための口臭対策について、歯科衛生士の視点からお話ししていきます。

① 舌の汚れ(舌苔)
舌の表面には細菌や食べかすが溜まりやすく、それが腐敗して口臭の原因に。

✅対策:

・毎朝、舌ブラシや柔らかめの歯ブラシで舌の中央部分を優しく清掃。
・1日1回で十分。やりすぎは舌を傷つけるので注意!

② 歯垢や歯石の蓄積
歯と歯の間、歯ぐきの境目にたまった歯垢(プラーク)が臭いの元になります。

✅対策:

・毎日の正しい歯みがき(特に夜は丁寧に!)
・フロスや歯間ブラシを併用して歯と歯の間も清潔に
・定期的な歯科でのクリーニング(プロフェッショナルケア)

③ 唾液の減少(ドライマウス)
唾液は口の中を洗い流して清潔に保つ重要な役割があります。唾液が減ると、菌が増えて口臭が強くなります。

✅対策:

・よく噛む食事(ガムもOK)で唾液を促す
・こまめな水分補給(コーヒーやお酒は逆効果なので注意)
・口呼吸をやめて鼻呼吸を心がける
加齢や薬の副作用で唾液が減ることもあるので、気になる方は歯科や医科に相談を

④ 虫歯・歯周病
進行した虫歯や歯周病は強い口臭を引き起こします。治療なしでは改善しません。

✅対策:

・「冷たいものがしみる」「歯ぐきから出血する」などの症状があれば、早めに受診を
・痛みがなくても1ヶ月〜3ヶ月ごとの定期健診がおすすめです💡

🌿日常的にできる口臭予防習慣

・食後にうがい(できれば水で軽くでもOK)
・外出先ではマウスウォッシュやキシリトール入りガムを活用
・就寝前のケアは特に念入りに(夜は唾液が減るので)